ドラマ『医龍-Team Medical Dragon-』などで圧倒的な存在感を放っていた坂口憲二さんが、右股関節の異変を感じ始めたのは2012年頃でした。立ち止まることすら辛い激痛に耐えながら撮影を続けていましたが、2015年に精密検査を受け、厚生労働省指定の難病である「特発性大腿骨頭壊死症」と診断されます。
手術を受けて一時的に現場へ戻ったものの、思うように動かない身体と俳優としてのプロ意識との間で葛藤を深め、2018年春に芸能活動の無期限休止と事務所退社を発表しました。突然の発表に世間は大きな衝撃を受けました。
しかし、坂口さんの挑戦はここで終わりませんでした。「セカンドキャリアとして手に職をつけたい」という強い意志からコーヒー焙煎技術を学び、オリジナルブランド「The Rising Sun Coffee」を設立。バリスタ・焙煎士としてのビジネスを軌道に乗せました。
股関節の状態が安定したことを受け、2026年にはフジテレビ系ドラマ『風間公親―教場0―』で約9年ぶりとなる電撃的なドラマ復帰を実現。2026年を迎えた現在も、自身の体調とペースを守りながら、俳優業とコーヒービジネスの両軸で充実した日々を送っています。