時代が移り変わっても、二人が遺した名作群の輝きは失われていない。むしろ現在、U-NEXTをはじめとする動画配信サービスにおいて、かつての2時間サスペンスやドラマシリーズが再び急上昇ランキングに顔を出している。
倍速視聴やタイパが叫ばれる現代において、無駄のないテンポで事件が展開し、最後に鮮やかなカタルシスが訪れる山村・西村作品の構造は、若い世代の視聴者にとって「新しく、極めて贅沢なコンテンツ」として再発見されているのだ。出版界でも復刊や電子書籍化が進み、昭和・平成の熱気を知るリアルタイム世代だけでなく、デジタルネイティブ世代をも巻き込んだ再評価の波が広がっている。巨匠二人が命を削って築き上げたミステリの金字塔は、色褪せるどころか、新たな輝きを放ち続けている。 (出典: 山村 美紗 西村 京太郎(Yahoo!ニュース))
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