威風堂々のリコーダー楽譜決定版!ドレミ付き簡単運指と演奏の極意

威風堂々のリコーダー楽譜決定版!ドレミ付き簡単運指と演奏の極意

威風堂々のリコーダー楽譜決定版!ドレミ付き簡単運指と演奏の極意にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

発表会や授業評価で「あの子の音は綺麗に抜けている」と絶賛されるための威風堂々 リコーダー 上手に吹くコツは、決して難しい技術ではありません。身体の使い方とリコーダー特有の音響構造を理解するだけで、劇的な変化が生まれます。

まず押さえるべきは、威風堂々 ソプラノリコーダー 運指の要となる「サミング(左手親指の開閉)」の精密さです。旋律が高音へと駆け上がる際、裏側の親指孔を大きく開けすぎてしまう人が目立ちます。親指を完全に離すのではなく、親指の爪の先をわずかに立てて「髪の毛1本〜爪半月分」ほどの微小な隙間を作るのが鉄則です。隙間が広すぎると音程が上ずり、狭すぎると低音の倍音が混ざって音が詰まってしまいます。

次に不可欠なのが「息のスピードと温度」のコントロールです。行進曲だからといって、胸いっぱいに吸い込んだ息を勢いよく吹き込むのは厳禁です。ガラスを曇らせるときのような「温かい息(太く穏やかな呼気)」を管の中に満たすイメージを保ちます。アタックの際も、舌先を強く弾く「トゥ」ではなく、舌を口蓋に柔らかく触れさせる「ドゥ」や「ル」のタンギング(ポルタート奏法)を用いることで、エルガー特有の高貴で伸びやかなレガートを表現できます。

さらに練習効率を飛躍的に高めるのが、適切なテンポの威風堂々 リコーダー 音源の活用です。いきなり原曲の標準テンポ(BPM 84〜92前後)に合わせて吹こうとすると、威風堂々 リコーダー 指使いの連携が崩れて指が追いつかなくなります。メトロノームやテンポ変更機能が付いた伴奏音源を用い、最初は「BPM 60」程度のゆったりした速度で各音のピッチ(音程)と運指の確実性を身体に染み込ませることが、最短ルートでの上達を約束します。

知っておくべきは、この曲の生みの親である威風堂々 エルガー 作曲背景です。イギリスの国民的作曲家エドワード・エルガーが1901年に完成させたこの行進曲の中間部(トリオ)は、後に国王エドワード7世の戴冠式アンセム『希望と栄光の国(Land of Hope and Glory)』として歌詞が付けられ、現在でも「第二の国歌」としてイギリスBBCプロムス最終夜で数万人の観衆が熱狂的に合唱する神聖な旋律です。単なる軽快なマーチではなく、歴史的な祈りと威厳が込められた旋律であることを意識するだけで、音の立ち上がりに確かな品格が宿るはずです。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。