ブランドが事実上の終了を迎えて以降、市場での価値は下がるどころか跳ね上がる一方だ。特に節目の時期に実施された「GOODENOUGH 25周年アーカイブプロジェクト」以降、初期のオリジナルアーカイブや名作アウターの価値は再評価され、ヴィンテージ市場でプレミアム価格で取引されている。
モッズコートやロゴスウェット、ベンチレーションパンツなど、90年代当時のディテールをそのまま残したヴィンテージピースは、現代の若者にとっても新鮮な刺激として映る。所有すること自体がステータスとなる「タイムレスな美術品」としての地位を確立した点に、グッドイナフというブランドの異常なまでの完成度が表れている。