遺伝子レベルの応答性だけでなく、解剖学的な骨格アライメントや体型分類も肉体の変わりやすさを左右する重要なファクターだ。特に、古典的な身体型分類における「メソモルフ(中胚葉型体型)」に該当する人々は、広い肩幅と細いウエスト、厚い胸板を天然のフレームとして備えており、筋肉を効率よく配置しやすい物理的構造を持っている。
NSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)の専門家らも指摘するように、関節の支点から筋腱の付着部までの距離(モーメントアーム)の違いは、発揮できる筋力とターゲット部位への負荷の集中度を決定づける。レバー比に恵まれたメソモルフ体型の持ち主は、同じ重量のダンベルを挙げても、狙った筋肉へ的確に負荷をヒットさせる技術を自然と体得しやすいのだ。