今回の改定において中心的な役割を果たしたのが、校内で発足した「制服モデルチェンジプロジェクト」だ。生徒代表や教職員、そして地元岡山の老舗メーカーである株式会社トンボ(トンボ学生服)の協力のもと、数年にわたる議論と試作が重ねられた。外部の著名な学校制服デザイナーも参画し、校風である質実剛健な伝統を受け継ぎながらも、現代的なシルエットを融合させることに成功している。
新スタイルの最大の特徴は、従来の枠にとらわれない柔軟性だ。性別を問わず自由に選択できるスラックスとスカートのバリエーションをはじめ、季節に応じた温度調整が容易なジャケットやベストのレイヤード構造が採用された。学生ファッションの最新動向を反映しつつも、フォーマルな品格を失わない完成度の高さは、学校制服の新しいスタンダードを示している。