一言に薄毛と言っても、額の生え際が後退するM字型、頭頂部が円形に薄くなるつむじ型(O字型)、全体的にコシが失われるびまん性など、その現れ方は人それぞれです。2026年最新メンズ薄毛ヘアスタイルにおいては、薄毛の進行部位と髪質に応じた完全個別最適化の設計が標準となっています。
まず、生え際の両サイドが後退するタイプには、M字ハゲ似合うパーマとして緩やかな前下がりニュアンスパーマが極めて有効です。M字部分を隠そうとして前髪を重くまっすぐ下ろすと、汗や皮脂で前髪がすだれ状に割れ、かえって後退ラインを強調してしまいます。この場合、前髪の根元を前に向けて流しつつ、毛先をクロスさせるように緩やかなカーブをつけることで、生え際の角を自然にカバーする陰影を作り出します。サイドはツーブロックやフェードカットですっきりと削り落とし、トップとの厚みのメリハリをつけることが鉄則です。
次に、頭頂部を中心に薄くなるタイプでは、つむじ薄毛パーマボリュームを狙った放射状のステムリフト(根元立ち上げ)が劇的な効果を発揮します。つむじ周辺は毛流が渦を巻いており、もともと毛が寝て地肌が見えやすい構造になっています。この生え癖を補正するために、つむじの中心部から放射状に毛髪が立ち上がるようロッドを配置し、地肌に対して垂直な浮遊感を作ります。毛先にウェーブをつけるのではなく、根元の生え際から1〜2cmのみに自然なカーブを与えることで、つむじ割れを完全にシャットアウトすることが可能です。
また、日本人に非常に多い軟毛猫っ毛パーマメンズのケースでは、薬剤の選定が仕上がりを大きく左右します。ハリコシが弱くキューティクルが薄い軟毛に対して、一般的なチオグリコール酸系の強いアルカリパーマ液を使用すると、毛髪の芯が耐えきれずテロテロに軟化してしまいます。2026年のサロントレンドでは、弱酸性領域で作用するシステアミンやスピエラ、ラクトンチオールなどのコスメ系還元剤を用い、髪の体力を削らずに柔らかな弾力を付与するアプローチが主流となっています。