長年にわたり地球のありのままの姿を記録し続けてきた伝説的ナチュラルヒストリープレゼンターのデヴィッド・アッテンボローも、この挑戦に深い関心を寄せる一人だ。かつては環境破壊の冷徹な事実を突きつける役割が目立った自然ドキュメンタリーだが、近年はその流儀が変わりつつある。
「人間が破壊した自然を、人間の知性と情熱でどこまで取り戻せるのか。その答えがこのカエルの物語にある」とアッテンボローは周囲に語ったという。破壊の警告を超え、再生の希望を描くことこそが、現代のドキュメンタリー制作業界に求められている使命なのかもしれない。