基本の編み方をマスターすれば、目数の増減パターンを変えるだけで多様なバリエーションを展開できます。ネット上で提供されているニット帽の無料編み図を活用する際も、以下の3つの系統を知っておくとアレンジが容易になります。
1. キッズに絶大な人気の「どんぐり帽子」
どんぐり帽子をかぎ針で作る方法は、頭頂部の「チョボ(ツノ)」から編み始めるのが王道です。鎖編み3〜4目の輪から細編みで筒状に数段編み、そこから一気に増し目を行って円錐形に広げていきます。子供の頭の形に沿った愛らしいフォルムは、出産祝いや記念撮影用としても非常に高い需要を誇ります。
2. シルエット重視の「手編みベレー帽」
手編みのベレー帽を初心者が編む場合、円盤のように直径25〜28cm程度まで平らに増し目を行った後、増減なしで数段編み、裾に向かって急激に減らし目を施します。このメリハリのある増減構造が、ふんわりとした美しいクラシックフォルムを生み出します。
3. 実用性抜群の「手編みメンズニット帽」
手編みニット帽のメンズ仕様を制作する際は、装飾を抑えたリブ編み(表編み・裏編みの交互、または引き上げ編み)を基調とし、カラーはチャコールグレー、ネイビー、カーキなどの落ち着いたトーンを選びます。折り返し部分を深めの7〜8cm確保することで、頭の形を選ばない汎用性の高いデザインに仕上がります。