レクサス警護車の驚愕スペック!クラウンと異なる防弾仕様と導入理由

レクサス警護車の驚愕スペック!クラウンと異なる防弾仕様と導入理由

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公道を走る外観こそ一般のレクサスと酷似していますが、中身は完全に「走る防護シェルター」です。外注の特殊艤装メーカーによって徹底的に改修されたレクサス警護車 防弾仕様の内部には、市販車しか知らない一般ドライバーには想像もつかないハイテク機器と物理防護が凝縮されています。

特殊装備の核心部を以下の3点に大別して分析します。

1. 防弾ガラスと複合特殊装甲パネル
装着されるサイドウィンドウおよび前後ガラスは、厚さおよそ30mmから50mmに及ぶポリカーボネート複合防弾ガラスです。突入する自動小銃弾(7.62mm口径ナトー弾など)の猛烈な運動エネルギーを熱と層間剥離で分散吸収する構造となっており、その重量ゆえに窓の開閉機構は撤去されているか、料金所でのパス受け渡し用に数センチだけ下がる特殊ラチェットになっています。ドアおよびバルクヘッド内部にはバリスティック・スチール(装甲防弾鋼板)が隙間なく仕込まれ、車内空間を保護します。

2. 反転式赤色灯と隠蔽型警護用電装
覆面警護車の象徴といえるのがルーフ中央に仕込まれた反転式赤色灯です。平時はルーフとミリ単位でツライチ(面一)になるよう格納されており、緊急走行スイッチを押すとアクチュエーターが作動してリッド(蓋)が内側へ沈み、流光式LED回転灯が直立します。フロントのスピンドルグリル内側には、肉眼では見えにくいスモーク奥に超高輝度LED前面警報灯が埋め込まれ、夜間の車列警備では眩いストロボ発光で前方車両を圧迫することなく迅速に進路を啓開します。

3. クラッシュ脱出を支えるランフラットタイヤと足回り
万が一銃撃やスパイクストリップによってタイヤが破裂・銃撃貫通された場合でも、時速80kmで80km以上の距離を疾走できる特殊ランフラット構造(中子支持型システム)が組み込まれています。急激なパンク時にも車輪の脱着を防ぎ、現場からの確実なエスケープを可能にします。助手席には警護担当官(SP)が車外の安全を確認するための補助バックミラー(助手席追加ドアミラー)や、いざという際に運転操作に介入・停止させる緊急フットブレーキが備え付けられている点も警察専用車の象徴です。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。