分母が異なる「異分母の足し算」は、正しい手順さえルーティン化してしまえばパズルのように解くことができます。核となるのは「最小公倍数の見つけ方」と「適切な通分」です。
例題として「1/4 + 1/6」を解くステップを辿ってみましょう。
ステップ1:最小公倍数を見つけて分母を揃える
分母の「4」と「6」に注目します。両方の倍数を並べると、4の倍数は「4, 8, 12, 16…」、6の倍数は「6, 12, 18…」となり、最小の共通倍数は「12」です。実務的なコツとして、大きいほうの数(この場合は6)の段を頭の中で唱え、小さいほう(4)で割り切れる数を探すと一瞬で見つかります(6×1=6ダメ、6×2=12で割り切れるため12)。
ステップ2:分子に同じ倍率をかける
分母を12にするため、1/4は分母と分子に3をかけて「3/12」にします。1/6は分母と分子に2をかけて「2/12」にします。
ステップ3:分子同士を足す
3/12 + 2/12 = 5/12 となり、答えが導き出せます。