街の景観を劇的に変貌させているのが、現在進行形の新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業です。地上39階建て・地下2階、高さ約160mに達する超高層複合タワーマンションの建設が進み、低層部には大型商業施設や業務施設、地域交流スペースが一体的に整備されつつあります。
すでに2023年秋に開業した駅直結ビル「シャポー新小岩」とペデストリアンデッキ等で有機的につながることで、駅前広場全体の混雑緩和とバリアフリー化が実現し、かつての雑然とした南口広場は整然とした都市空間へと脱皮を遂げています。
また、不動産市場でたびたび噂として浮上する葛飾区役所新小岩移転計画の真相についても整理が必要です。結論から言えば、区役所本庁舎の正式な移転先は立石駅北口地区再開発ビルであり、本庁舎そのものが新小岩に移転するわけではありません。しかし、新小岩南口再開発ビルの公共床には、大規模な行政サービス機能や地域活動拠点が集約配置される計画となっており、住民票の発行や諸手続きをはじめとする利便性は本庁舎並みに向上します。「区役所機能が手厚く組み込まれる」という事実が一部で飛躍し、本庁移転の噂として一人歩きしたのが実情です。