周囲を翻弄する女性たちは、計算高く男を操っているケースばかりではありません。取材現場や臨床心理の観点から深く掘り下げていくと、本人の自覚すら希薄な「過剰な承認欲求と見捨てられ不安」が根底にある事例が目立ちます。
家庭環境や育ちのプロセスにおいて、以下のような極端な成育環境を経験している女性は、無意識に相手を試す行動を繰り返しやすい傾向があります。
- 過保護・過干渉な環境:幼少期から感情を爆発させれば周囲がすべて要望を聞き入れてくれたため、「他者は自分の感情を満たすために動くのが当然」という全能感を残したまま成人してしまったケース。
- 条件付きの愛情しか与えられなかった環境:テストの点数が良いときや親の顔色を窺って良い子にしているときしか褒められず、「ありのままの自分には価値がない」という根深い無価値感を抱えているケース。
特に後者の場合、恋愛において「私の理不尽なわがままを受け入れてくれるか?」「ここまで酷い態度を取っても見捨てずにいてくれるか?」という残酷な「試し行動(Testing)」に発展します。相手を限界まで振り回し、それでも離れずに追いかけてくれる男性の姿を見て初めて、束の間の安心感を得るのです。しかし、その安心感は長続きしないため、さらに過激なわがままを要求する悪循環に陥ります。