日本磁器の発祥地である佐賀県有田町において、200年以上の歴史を誇る名門が有田焼の「弥右衛門窯(やえもんがま)」です。文化元年(1804年)、初代・松本弥右衛門が開窯して以来、伝統的な古伊万里様式を現代に伝える旗手として磁器産業を牽引してきました。
弥右衛門窯の特徴は、熟練の職人による精巧な手描きの赤絵・金襴手(きんらんで)技術にあります。江戸時代に欧州の王侯貴族を魅了したジャポニスムの美意識を色濃く残し、宮内庁御用達や迎賓館の調度品としても選ばれてきた実績があります。
近年では7代目当主のもと、伝統の絵付け技術をベースにしながら現代のライフスタイルに合わせたグローバルブランド「ARITA PORCELAIN LAB(アリタポーセリンラボ)」を展開。プラチナやマットブラックなどの独創的な釉薬を用いたモダンデザインがパリやニューヨークでも絶賛され、世界の一流シェフやインテリアデザイナーから熱い視線を集めています。