圧倒的な火力の代償として設定されているのが、技発動直後に発生する「ぼうぎょ」「とくぼう」「すばやさ」がそれぞれ1段階下降するというデメリット効果です。「ばかぢから」や「インファイト」などの耐久ダウン技と比較しても、素早さまで同時に低下する点は対戦において極めて重い意味を持ちます。
素早さが1段階落ちることで、本来先手を取れていた相手に上から叩かれるリスクが跳ね上がり、両耐久の低下によって後続の先制技(しんそくやアクアジェットなど)で縛られやすくなります。このため、対戦の現場では「居座って連打する技」ではなく、以下のような高度な戦術的アプローチが採られます。
第一に、「こだわりハチマキ」や「こだわりスカーフ」を持たせた一撃離脱(ヒット&アウェイ)戦術です。相手の受けポケモンに超火力を叩き込んで致命傷を与えた後、即座に控えのポケモンへ交代して能力ダウンをリセットするサイクル運用が基本となります。
第二に、ダブルバトル等で見られる特性「あまのじゃく」とのコンボです。「スキルスワップ」などで味方の特性をあまのじゃくに変更した状態でブイジェネレートを放つと、能力下降効果が反転し、「威力180を放ちながら防御・特防・素早さが1段階ずつ上昇する」という凶悪な要塞化技へと変貌を遂げます。