長年ジュエリー作りの現場で活躍するアクセサリー職人が推奨するのが、解けにくさに定評のある「本結び」と「8の字結び」を組み合わせる手法だ。まず土台となる部分を「本結び」でしっかりと固定し、交差させる向きを交互に変えて結び目同士をガッチリと噛み合わせる。
さらにその上から「8の字結び」を一度重ねて締め上げることで、結び目自体に複雑な摩擦抵抗が生まれ、強い引っ張りに対する耐性が飛躍的に向上する。ただ漫然と紐を結ぶだけでは到達できないこの強度。ほんのひと手間を加える応用技術こそが、プロと素人の仕上がりを分ける決定的な差となっている。