順風満帆に見える彼のキャリアだが、ここに至る道は決して平坦ではなかった。昨シーズンの怪我による離脱、思い通りに体が動かない焦燥感。主力としてチームを引っ張るべき時期にベンチから試合を見つめる悔しさは、計り知れないものがあったはずだ。
しかし、彼は立ち止まらなかった。リハビリ期間中もフィジカルトレーニングを徹底し、体幹の強さと瞬発力を再構築。自らの弱点と愚直に向き合い続けた時間が、一回りも二回りもたくましいアスリートへと覚醒させた。あの苦しい空白の期間こそが、現在の爆発的なプレーの原動力量となっている。