物流業界では荷役作業時の墜落・転落、荷崩れによる下敷き災害が長年深刻な課題として挙げられています。労働基準監督署による臨検や安全衛生指導でも、2メートル以上の荷を扱う作業現場における主任者選任の有無は厳格にチェックされるポイントです。
主任者を配置せずに該当作業を行わせていた場合、労働安全衛生法違反として是正勧告や罰則の対象となるリスクがあります。万が一、資格者が立ち会っていない現場で荷崩れによる死傷事故が発生すれば、企業の社会的信用失墜や業務停止処分を免れません。
近年は物流センターの大型化やパレット搬送の自動化が進む一方、積み付けの乱れや荷姿の不揃いによる倒壊リスクは依然として人力の判断と管理に依存しています。フォークリフトオペレーターがステップアップとして本資格を併せ持つことで、現場の安全統括リーダーとして社内外からの評価を確立できます。