今回の紅白で最も世間の注目を集めたのは、番組終盤のクライマックスだ。大トリを務めたベテラン歌手と、それに先立って登場した特別企画の枠が、瞬間最高視聴率のトップ争いを繰り広げた。速報値によると、日付が変わる直前の午後11時45分頃、サプライズで登場したあの伝説的バンドの演奏中に、瞬間視聴率は41.2%(関東地区・世帯)を記録。やはり、日本中が「その瞬間」を待ち望んでいたことが数字からも見て取れる。
しかし、単に有名だから数字が取れるという時代は終わった。視聴者は非常にシビアだ。少しでも興味のない演出やトークが挟まると、リモコンのチャンネルボタンは容赦なく押される。グラフの急激な急降下と急上昇が、それを物語っている。