スナップエンドウ支柱の立て方徹底解剖!強風で倒れる失敗防ぐプロ奥義

スナップエンドウ支柱の立て方徹底解剖!強風で倒れる失敗防ぐプロ奥義

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骨組みが完成した後に欠かせないのが、蔓をスムーズに這わせるための面作りです。単に紐を数本渡すだけでは、強風時に蔓が中央に偏り、過密状態を引き起こします。ここで絶対的な威力を発揮するのがきゅうりネットの活用法です。

スナップエンドウのネット張りにおける最大の要訣は、「太鼓のようにピンとテンションを張ること」に尽きます。弛み(たるみ)があると、風が吹くたびにネット全体が大きく揺れ動き、巻き付いたばかりの柔らかい巻きひげがちぎれてしまいます。上部の通しパイプと下部の地際近くにピンと張ったロープを通し、ネットの上下端をしっかり縛り付けてから、左右方向へもしわが寄らないよう展張します。

ネットを張った後は、人の手による初期のスナップエンドウの誘引方法が成長速度を左右します。草丈が20〜30cmに達した頃、麻ひもを使って茎をネットへ導きます。この際、茎を強く締め付けないよう、支柱側で一度ひねってから茎を包む「8の字結び」を行い、指2本分ほどのゆとりを持たせることが鉄則です。市販の園芸用ワンタッチクリップを活用するのも、茎を傷つけず作業時間を半減させる有効な選択肢となります。

そして、草丈が支柱の最上部に到達した段階で迎える決定的な作業がスナップエンドウの摘心時期の判断です。支柱の頂端(草丈約180〜200cm)を超えてそのまま放置すると、先端が重くなって垂れ下がり、全体の通気性を損ないます。4月下旬から5月上旬頃、最上部の成長点をハサミで切り止める(摘心する)ことで、上に向かっていた成長エネルギーが下部の側枝や若い莢へと一気に転流し、実の太りと糖度が劇的にアップします。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。