ビジネスや防災だけではない。個人のライフスタイルや観光産業においても、海上の空間利用は活況を呈している。
沖縄や瀬戸内海を中心に、透き通る海に直接浮かべたラグジュアリーな水上ヴィラや、巨大な「水上テーマパーク」の開業ラッシュが相次ぐ。客室の真下がそのまま水族館のような海中観察スペースになっている宿泊施設は、国内外の富裕層旅行者を中心に数か月先まで予約が埋まる人気ぶりだ。プライベート感を重視した小型のフローティングラウンジを借り切り、洋上でリモートワークに励むワーケーションスタイルも定着しつつある。