談合坂SAを利用する上で、多くのドライバーが誤解しやすいのが「スマートIC」の接続構造と、中央道名物のボトルネック渋滞です。
まず、「談合坂スマートIC」の利用方法には明確な構造上の注意点が存在します。上り線・下り線ともにETC専用のスマートICが併設されていますが、「SA施設を利用してから一般道へ降りられるのか」「一般道からスマートICで入ってSA施設を利用できるのか」という順序に罠があります。
上り線の場合、スマートIC出口へ向かう分岐がSA施設の手前にあるため、「スマートICから降りる車両は、SAの商業施設やガソリンスタンドを利用できない」構造になっています。SAで買い物や食事をしてから降りようと考えて本線側へ進むと、出口を通り過ぎてしまい、次の上野原ICまで下りられなくなります。この構造的トラップによる誤進入が後を絶ちません。
さらに切実なのが、週末・連休の上り線で発生する小仏トンネルを先頭とした巨大渋滞との関係です。日曜や連休最終日の午後、小仏トンネル付近で発生した渋滞は、容易に談合坂SA付近(約20km後方)まで延伸します。「渋滞に入る前に談合坂でトイレ休憩と夕食を済ませよう」と考えるドライバーが一斉に押し寄せる結果、談合坂SAの進入路自体が数百メートルの動かない車列となり、エリア内も完全に麻痺するという悪循環が日常化しています。
渋滞予測データに基づけば、上り線が最も混雑する時間帯は「15時〜20時」です。この時間帯に談合坂SAへ進入を試みるのは得策ではありません。渋滞が始まった段階で談合坂を目指すのではなく、手前の「初狩PA」や「釈迦堂PA」で早めの休息を終えておくか、あるいは談合坂をあえてスルーして渋滞区間を抜けた後の石川PAまで進む判断が、移動ストレスを劇的に減らします。