長時間の乗車において最も懸念されるのが「体の疲労度」と「車内環境」です。四国高速バス座席設備は、昼行便と夜行便で明確にスペックが分かれています。
香川・徳島〜関西間の昼行便(2〜3時間台)では一般的な4列シートが主流ですが、シートピッチは一般的な路線バスよりも広く確保され、全席コンセントまたはUSB充電ポート、車内Wi-Fi、抗菌仕様の布製リクライニングシートが標準装備されています。また、ほとんどの主要便に清潔なトイレが備え付けられており、万が一の高速道路渋滞時にも精神的な安心感があります。
一方、東京や名古屋を結ぶ四国高速バス夜行便では、快適性の基準がまったく異なります。主力便の多くは「3列独立シート」を採用しており、隣席との間に遮光プライベートカーテンが設置されているため、個室感覚で過ごせる設計です。レッグレスト、フットレスト、首元をホールドする可動式ヘッドレストをフル活用すれば、リクライニング角度は最大約130度〜140度まで倒すことが可能です。
利用者のSNSやレビュー投稿における四国高速バス評判口コミを精査すると、評価は明確に二極化しています。高評価の声としては「3列シートのカーテンを閉めれば周囲の視線が完全に遮断され、熟睡できた」「無料Wi-Fiと充電ポートが安定しており、仕事や動画鑑賞が快適」といった意見が多数を占めます。他方で低評価の口コミには、「4列シート便で満席の際、隣の人に気を使ってリクライニングを倒せなかった」「夜行便で空調の温度調整が合わず寒かった」という指摘が見受けられます。長距離や夜行便を利用する際は、数百円の差額を惜しまずに「3列独立シート便」を指名買いすることが、失敗を避けるための鉄則です。