優先道路とは?道幅が広くても優先じゃない?過失割合と見分け方の真実

優先道路とは?道幅が広くても優先じゃない?過失割合と見分け方の真実

優先道路とは?道幅が広くても優先じゃない?過失割合と見分け方の真実に関する主要な事実を丁寧にまとめました。専門的な情報をチェックしましょう。

では、走行中に目の前の道路が法的な優先道路であるかどうかを、どうやって瞬時に見分ければよいのでしょうか。現場で確認すべき優先関係の判断基準は、実はたったの2点しか存在しません。

1つ目の基準は、優先道路標識(規制標識「優先道路」327)が設置されていることです。青色の角丸長方形の中に、黄色のダイヤ(菱形)と白の縁取りが描かれた標識であり、この標識が進行方向に向かって設置されていれば、その先は法的な優先道路であることが確定します。ただし、この標識は全国的にも設置数がそれほど多くなく、住宅街や一般的な市街地で見かける機会は限られます。

日常の運転で最も重要になる2つ目の基準が、優先道路とセンターライン(中央線)の関係です。交差点の手前だけでなく、「白や黄色のセンターライン、または車両通行帯を示す白線が、交差点の内部まで途切れることなく貫通して描かれているかどうか」が法的な分水嶺となります。

もし道路の中央線が交差点の入り口手前でプツリと途切れ、交差点の中には何も描かれていない場合、その道路は法律上の「優先道路」ではありません。どんなに道幅にゆとりがあっても、法的には単なる「幅の広い道路(広路)」という扱いに格下げされます。この優先道路の見分け方を理解していないドライバーが非常に多く、事故現場で警察官や保険会社の担当者から説明を受けて初めて青ざめるケースが後を絶ちません。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。