円山陸上競技場へ足を運ぶにあたり、最も注意を払うべき理由は「ふらりと立ち寄って走れる日が極めて限定されている」という実態です。日本陸上競技連盟の公認競技場である同施設は、札幌市内のみならず道内各地の競技団体や学生連盟の重要拠点として機能しています。
春先から秋口にかけてのトラックシーズン、土日祝日の日中は高確率で高体連や中体連、マスターズ、各陸協主催の公式記録会や選手権大会が組み込まれます。専用利用(全面貸切)が入っている時間帯は、当然ながら一般ランナーがトラックに立ち入ることは一切できません。
さらに北海道特有の制約として、降雪と凍結を伴う冬季閉鎖(例年11月中旬から翌年4月中旬頃まで)が存在します。屋外トラックが実質的に使える期間は年間およそ7か月間に限られており、この凝縮されたシーズン内に公式戦と市民開放がひしめき合っているのが現在の状況です。「わざわざトレーニングウェアに着替えて現地へ赴いたのに門前払いされた」という失敗を防ぐためには、利用直前の月間予定表チェックが絶対に欠かせません。