ここで改めて、このフォームの特異性についておさらいしておきたい。仮面ライダーバースが、ブレストキャノン、クレーンアーム、ドリルアーム、ショベルアーム、カッターウイング、キャタピラーレッグという6つの武装を同時に装着した「全合体形態」こそが、このバースデイである。
全身に兵器を纏ったその姿は、まさに歩く要塞。セルメダルを大量に消費する代償として得られる破壊力は、当時の視聴者に強烈なインパクトを与えた。変身者である伊達明の豪快な戦い方と、後藤慎太郎の泥臭くも熱い執念が、この形態の魅力をさらに引き立てていたことは言うまでもない。