ポストに投函される「不用品を何でも無料回収します」というチラシや、住宅街をスピーカーで巡回する軽トラックには警戒が必要です。独立行政法人国民生活センターには、不用品回収を巡る金銭トラブルの相談が毎年数千件規模で寄せられています。
取材で判明した典型的な手口は、「無料と言っていたのに、カラーボックスをトラックに積み込んだ瞬間に『木材の処分費用と積み込み作業費で1万5,000円かかる』と豹変する」ケースです。威圧的な態度で支払いを迫られ、泣く泣く高額な現金を支払ってしまう被害が後を絶ちません。
また、リサイクルショップへの持ち込み買取についても過度な期待は禁物です。新品実売価格が1,000円〜2,000円前後のカラーボックスは、ネジの緩みや経年によるシートの剥がれ、日焼け、たわみが出やすく、「買取不可(引き取りも断られる)」となるケースが9割を超えます。車に乗せて店舗へ持ち込んだものの、結局持ち帰らざるを得なくなる二度手間を避けるためにも、状態が極めて良い人気メーカー品以外は解体処分を選択するのが現実的です。