現在の日本サッカーを統括する公益財団法人日本サッカー協会(JFA)も、創設当初から「サッカー協会」と名乗っていたわけではありません。
1921年(大正10年)の創設時、協会の正式名称は「大日本蹴球協会」でした。英語表記は現在と同じ「Japan Football Association」でしたが、日本語の公文書や大会規約にはすべて「蹴球」が用いられていました。
その後、1942年の戦時統制による改称や戦後の再編を経て、1974年(昭和49年)に現在の「日本サッカー協会」へと組織名が改称されました。協会名から漢字の「蹴球」が消えた背景には、国際標準であるフットボールおよび広く普及したサッカーという言葉を前面に押し出し、国際交流を円滑化する狙いがありました。