警察庁が公表している組織犯罪統計によると、住吉会の勢力範囲は1都1道1府14県に及び、構成員数は約2,100人、準構成員等を含めると約3,100人規模(最新推計値)に上ります。六代目山口組に次ぐ国内第2位の勢力を保っており、連合体組織(各一家の連合体)としての性格を強く残している点が特徴です。
住吉会傘下の主要組織とその本拠地は、首都圏の要所に分散して配置されています。
- 幸平一家(こうへいいっか):東京都板橋区大山町に本拠を置き、新宿・歌舞伎町や池袋・渋谷など都内主要繁華街に強大な影響力を持つ住吉会屈指の武闘派・中核組織。
- 向後専修会(こうごせんしゅうかい):東京都杉並区高円寺などを地盤とし、新宿周辺の歓楽街にも勢力を展開。
- 日野一家(ひのいっか):東京都立川市や府中市など多摩地域を中心に広い縄張りを持つ名門組織。
- 音羽一家(おとわいっか):東京都文京区音羽に拠点を置く伝統的な博徒系名門一家。
- 小林会(こばやしかい):中央区銀座などを拠点とし、都市型資金獲得活動を展開してきた組織。
組織図の上層部(会長職や執行部役員)はこれらの有力一家の総長らが占めており、本部事務所が港区芝浦に置かれている現在でも、各一家が独自に構える独立事務所が現場指揮の実質的な中核として機能しています。