下田裕太選手のキャリアを語る上で外せないのが、青山学院大学 陸上部時代に残した伝説的な足跡です。原晋監督の指導のもと、チームの主力として箱根駅伝4連覇の立役者となりました。
特筆すべきは、第92回(2016年)、第93回(2017年)、第94回(2018年)と、3大会連続で「復路のエース区間」と呼ばれる8区で区間賞を獲得した快挙です。遊行寺の坂を含む過酷なアップダウンをものともせず、力強いストライドで後続を突き放す走りは、青学の勝利を決定づける代名詞となりました。
さらに大学2年次に出場した東京マラソン2016では、初マラソンながら2時間09分25秒という驚異的なタイムを叩き出しました。当時の10代日本歴代最高記録を更新し、学生ランナーが実業団のトップ選手を凌駕した瞬間として、日本陸上界に強烈なインパクトを与えたのです。