高市早苗氏の夫である山本拓氏は、福井県を地盤に長年活躍してきた実力派の元自民党衆議院議員です。福井県議会議員(2期)を経て、1990年の第39回衆議院議員総選挙で初当選。通算8期の当選を重ね、農林水産副大臣や衆議院農林水産委員長などの要職を歴任しました。
政策通として知られ、とりわけ農林水産分野やエネルギー政策に精通しており、自民党内でも手腕を高く評価されてきたベテラン政治家です。高市氏とは政策面で激論を交わすライバルでありながら、政治家としての力量を互いに認め合う間柄でした。
2人の馴れ初めは2003年秋に遡ります。同年の衆議院議員総選挙で高市氏が惜敗した際、山本氏が励ましの電話をかけたことが急接近の契機となりました。翌2004年、山本氏からの「私の政策秘書になってくれ」というアプローチに対し、高市氏が「秘書は無理だが妻なら」と応じ、電話からわずか数ヶ月での電撃婚約・入籍へと発展しました。