アフリカ大陸では、西端の小国サントメ・プリンシペ(ロラス島を赤道が通過)から始まり、熱帯雨林が広がるガボン、広大なコンゴ盆地を抱える二つのコンゴ(コンゴ共和国、コンゴ民主共和国)を通過します。東部へ進むと、ヴィクトリア湖周辺のウガンダ、大サバンナが広がるケニア、そして乾燥地帯のソマリアを経てインド洋へと抜けていきます。
アジアで唯一、陸上を赤道が通過するのがインドネシアです。スマトラ島、ボルネオ島(カリマンタン島)、スラウェシ島、ハルマヘラ島といった巨大な島々を東西に貫いており、ボルネオ島中西部の都市ポンティアナックは「赤道直下の都市(Kota Khatulistiwa)」として世界的にも有名です。市内には巨大な赤道モニュメントが鎮座し、春分と秋分の日には太陽が真上を通過するため影が完全に消える「無影現象」を体感できます。