桃山学院大学を正しく評価する上で欠かせないのが、「和泉キャンパス」と「あべのキャンパス」という全く性格の異なる2つの学び舎の存在です。在学生や卒業生のリアルな体験談からも、そのコントラストが浮き彫りになります。
和泉キャンパスに通う経済学部・法学部の学生からは、「自然豊かでキャンパスが広く、勉学やクラブ活動に没頭できる」「キャンパス内のチャペルや図書館の重厚な雰囲気が気に入っている」という肯定的な意見が多く聞かれます。一方で、「大学周辺の娯楽施設が少なく、通学時間が長いのがネック」という本音も漏れます。学内では資格取得講座(エクステンション・プログラム)が安価で受講できるため、公務員試験や日商簿記、宅建士などの国家資格を目指してストイックに勉強する層と、サークルやアルバイトに専念する層の二極化が見られます。
対照的に、あべのキャンパスに身を置くビジネスデザイン学部の学生からは、立地の利便性とカリキュラムの刺激に対する高い満足度が報告されています。「天王寺駅から徒歩圏内で通学が圧倒的に楽」「1年次から企業とのPBL(課題解決型学習)が組み込まれており、プレゼン能力や企画力が鍛えられる」といった声が目立ちます。スーツ着用で企業担当者に企画提案を行う授業も日常茶飯事であり、従来の文系学部の講義室スタイルとは一線を画すアクティブな教育環境が整っています。