盛り塩の効果を最大限に引き出すためには、素材選びと成形へのこだわりが欠かせません。家庭にある食卓塩を適当に盛るだけでは、十分な結界の役割を果たせないのが実情です。
まず塩の選定において、盛り塩におすすめの粗塩は、添加物が一切入っていない「天然の海水天日塩(粗塩)」です。化学的に精製された塩化ナトリウム純度の高い食卓塩は、ミネラルバランスが崩れており、水分を含まないため形が崩れやすく、神道的な「海のエナジー」も期待できません。しっとりと水分を含んだ自然海塩を選ぶのが鉄則です。
次に、盛り塩用のお皿の選び方ですが、基本となるのは直径5〜8cm程度の小皿(かわらけ)です。色は純粋無垢を象徴する「白」が標準で、陶器や素焼きのものが適しています。風水を取り入れて金運を上げたい場合は黄色や金色、仕事運を高めたい場合は青色などを取り入れるアプローチもありますが、最初の1枚としてはシンプルな白磁の無地皿が最も無難です。
美しい形状を作るための盛り塩の作り方と三角錐の型の手順は以下の通りです。
市販の盛り塩用型(三角錐や八角錐の陶器製ヘラセット)の内側を軽く湿らせ、粗塩をスプーンで少しずつ詰め込みます。指の腹で隙間なくしっかりと押し固めた後、お皿を型の上にかぶせ、天地をひっくり返して静かに型を外します。ピラミッド型に先端が鋭く尖った形状は、天に向かってエネルギーを放ち、邪気を祓うアンテナの役割を果たします。