ネット上の「飼いやすい犬まとめ」では語られにくい、人気犬種の隠れたリスクや飼育上の注意点について検証します。
トイプードルの飼育難易度|「知能が高すぎる」ゆえの要求吠えと経済負担
トイプードルはしつけやすい反面、人間の行動パターンを先読みして要求を通す狡猾さも持ち合わせています。鳴けばケージから出してもらえる、吠えればオヤツがもらえると一度学習すると、執拗な要求吠えに発展します。また、毛が伸び続けるため4〜6週間に1回(1回あたり8,000円〜15,000円)の定期トリミングを生涯怠ることができず、年間10万円以上の美容コストが固定費として発生します。
チワワの飼いやすさ評判|繊細な骨格と警戒心の強さ
世界最小犬種であるチワワは省スペースで飼える利点がある反面、膝蓋骨脱臼(パテラ)や骨折のリスクが非常に高く、ソファからの飛び降り程度でも大怪我につながる脆さがあります。また、見知らぬ人や物音に対して過敏に反応しやすいため、子犬期に十分な社会化訓練を行わないと、来客に噛みつこうとする警戒吠えの強い成犬になりがちです。
柴犬の初心者飼育注意点|洋犬と同じ感覚で接すると失敗する理由
日本犬人気を牽引する柴犬ですが、ペット初心者には最もおすすめしにくい犬種のひとつです。柴犬はルーツが狩猟犬・番犬であり、強い独立心と警戒心を持っています。
- 「触られるのを嫌がる部位(足先・尻尾・口周り)が多い」
- 「換毛期の抜け毛が凄まじく、毎日掃除機をかけても部屋中が毛だらけになる」
- 「雨や台風でも外でしか排泄しない個体が多く、1日2回・各30分以上の散歩が絶対条件となる」
これらを理解せずに「可愛いから」と迎えた結果、成犬期に手がつけられなくなる事例が後を絶ちません。