レンジ調理でありながら専門店のような蜜芋を作るための決定打が、「高出力スタート+超低出力キープ」の二段階加熱法です。中型サイズ(約200g〜250g)のさつまいもを基準とした具体的な手順と加熱時間は以下の通りです。
まず、水洗いしたさつまいもを水滴がついた状態で濡らしたキッチンペーパーで包み、その上からラップで隙間なくぴっちりと包み込みます。この状態で耐熱皿に載せ、600Wで1分30秒〜2分(500Wなら2分〜2分30秒)加熱し、さつまいもの芯の温度を一気に50〜60℃付近まで押し上げます。
続いて、レンジの設定を「200W」または「解凍モード(100〜200W相当)」に切り替え、8〜12分間じっくりと加熱を続けます。この低出力加熱によって、内部温度を酵素の活性ゾーンである65〜75℃前後に長時間留めることが可能となり、でんぷんの糊化(α化)と糖化が同時に進行して極上のねっとり感が生まれます。