週刊少年ジャンプ誌上で開催されたBLEACH公式人気投票結果を振り返ると、長期連載の中で読者の支持層がどのように変遷したのかが鮮明に浮かび上がります。連載初期から完結期に至るまで計4回開催された主要投票において、主人公の座に安住しない激しいデッドヒートが繰り広げられました。
第1回投票では主人公である黒崎一護が首位を獲得し、相棒的存在の朽木ルキアが2位にランクイン。物語の導入における2人の信頼関係が読者に強く支持されました。しかし、尸魂界(ソウル・ソサエティ)篇が進むにつれてブリーチキャラクター一覧における層の厚さが爆発し、第2回投票ではルキアが首位を奪取。さらに第4回投票では、十番隊隊長である日番谷冬獅郎が1位に輝くという歴史的な快挙を達成しました。
黒崎一護人気の理由は、王道バトル漫画の主人公でありながら「世界を救う」という大義ではなく「目の前の仲間や家族を守る」という等身大の倫理観にあります。一方、日番谷冬獅郎順位の驚異的な躍進は、史上最年少隊長という天才性、氷雪系最強の斬魄刀「氷輪丸」、そして幼馴染の雛森桃を守ろうとする不器用な献身性が、幅広い読者層の保護本能と憧れを同時に刺激した結果と言えます。