現代社会における孤立化が課題となる中、ここは地域の人々を繋ぐ強力な「ハブ」としても機能している。館内に新たに開設されたリフレッシュラウンジやオープンデッキでは、トレーニングを終えた人々が冷たいドリンクを手に談笑する光景が日常茶飯事だ。区が主催するヘルスケア講座や親子ヨガ教室など、イベントのラインナップも実に多彩である。
「子どもをキッズスペースで遊ばせながら、ママ友と健康情報の交換ができるのが日課になっています」という声があるように、単なる体育館を超えたコミュニティ・サロンとしての価値が完全に定着した。年齢も職業も異なる人々が「体を動かす」という共通の目的で集い、笑顔を交わす。都市部において薄れつつあったコミュニティのぬくもりが、ここには確かに息づいている。