近年の劇場動員を強力に牽引しているのが、日本が世界に誇るアニメーション映画の存在だ。とりわけ毎年春の風物詩として定着している『名探偵コナン』劇場版シリーズの公開時期には、世代を超えたファンが劇場へと足を運ぶ。圧倒的なスケールで描かれるアクションと緻密なミステリーは、大画面と立体音響を備えた劇場環境でこそ真価を発揮する。
こうしたメガヒット作の配給を手掛ける東宝株式会社は、アニメ作品の劇場展開において圧倒的な強みを誇る。ファミリー層からコアなアニメファンまでを取り込む戦略により、劇場ロビーは連日大きな熱気に包まれている。