立教の歴史を語る上で、ポール・ラッシュ博士の貢献を忘れることはできない。戦前・戦後の混乱期において立教大学の復興と発展に捧げた彼の情熱は、「Do your best, and it will be first.(最善を尽くせ、そうすればそれが一番になる)」という名言とともに今も生き続けている。
博士が清里高原の開拓や農村伝道を通じて実践した「他者への奉仕」の精神は、現代の学生たちにも脈々と流れている。自己の利益のみを追求するのではなく、社会や地域課題に寄り添い、行動を起こすこと。それこそが、創立以来変わらぬ人づくりの中核であり、不確実な未来を切り拓く力となっている。