にんにくを均等に乾燥させるためには、個体同士が密着して湿気がこもるのを防ぐ結束技術が求められます。用途や設置場所に合わせて、主に2つの方法を使い分けるのが効果的です。
紐を使った伝統的な結束法(茎付きの場合)
茎を30センチほど残したにんにくを5〜6玉用意します。麻紐やビニール紐を使い、まずは2〜3玉の茎をまとめて固結びし、さらに残りの玉を交差させるように巻きつけて「男結び(二重結び)」で強固に固定します。重なり合う部分を互い違いにずらし、球同士が直接触れ合わないよう高低差をつけるのがポイントです。
玉ねぎネット・収穫ネットを活用した連続吊るし(茎を切った場合)
茎を短く切り落としたにんにくや、ベランダなどの限られたスペースで干す場合は、市販の通気性ネット(玉ねぎネット)が極めて有効です。ネットの底に1玉入れ、そのすぐ上でネットを一度キュッと結び目を作ります。その上に次の玉を入れ、再び結び目を作る……という工程を繰り返すことで、「数珠つなぎ」の状態を作ります。これにより、にんにく同士が重ならず、全方位から均等に風が通るため乾燥ムラが一切発生しません。