安室透が駆る愛車のベースとなっているのは、マツダが世界に誇るピュアスポーツカーアンフィニ RX-7(型式:FD3S)です。外観は艶やかなピュアホワイト(白)で統一されており、ボディラインの美しさと軽量・低重心なロータリーエンジン(13B-REW型・シーケンシャルツインターボ)がもたらす高次元のハンドリング性能が最大の特徴です。
劇中の描写を細部まで検証すると、フロントバンパーの形状やリアウィングの仕様から、1991年から1995年頃に生産された初期型(1型または2型)であることが確認できます。最高出力は当時の国内自主規制上限である255馬力(カタログ値)を誇り、車両重量は約1,250kg前後。現代のハイパワー車と比較しても圧倒的なパワーウェイトレシオを持ち、安室のような神がかり的なテクニックを持つドライバーの手にかかれば、市街地や山道で無類の機動力を発揮します。
アニメ設定や映画の演出においても、ロータリーエンジン特有の高回転域に達した際の独特なエキゾーストノート(排気音)が忠実に再現されており、スタッフの並々ならぬこだわりが随所に感じられます。