アキレス腱トラブルがなかなか治らない背景には、日常生活における「靴選びの盲点」が深く関わっています。
多くの人が「クッション性の高い柔らかいスニーカーなら足に優しい」と信じ込んでいますが、これは大きな誤解です。踵周り(ヒールカウンター)が柔らかすぎる靴は、着地時に踵の骨が左右にグラつき、結果としてアキレス腱がねじれるストレス(トーションストレス)を増大させます。また、極端にソールが平らなゼロドロップシューズや底の薄いぺたんこ靴は、アキレス腱を常に引き伸ばした状態にするため腱炎を悪化させます。
アキレス腱痛い靴選びにおいて重視すべき条件は以下の3点です。
・踵部分(ヒールカウンター)が硬く、踵をしっかりホールドできること。
・つま先と踵の高低差(ドロップ)が8〜10mm程度あり、アキレス腱への引っ張りテンションを和らげてくれる構造であること。
・靴底のねじれ剛性が高く、足の過度な倒れ込み(オーバープロネーション)を防ぐサポート機能があること。