Q1:肺気胸の胸の痛みは、湿布や市販の鎮痛剤で様子を見ても大丈夫ですか?
A1:一時的に痛みが和らぐことはあっても、肺に開いた穴や漏れ出た空気が治癒するわけではありません。放置している間に肺の虚脱が進行し、緊張性気胸などの致命的な状態に移行する恐れがあるため、市販薬で誤魔化さず必ず呼吸器科でレントゲン検査を受けてください。
Q2:気胸が治った後、飛行機の搭乗やスキューバダイビングはいつから可能ですか?
A2:気圧変化を伴う環境はブラの再破裂リスクを高めます。一般的に、胸部X線で肺が完全に拡張してから飛行機搭乗までは最低でも2〜4週間の間隔を空けることが推奨されます。なお、スキューバダイビングは水圧・気圧の変化が極めて急激なため、気胸の既往がある場合は原則として生涯禁止とされるケースがほとんどです。必ず主治医に確認してください。
Q3:気胸を自然治癒させることは可能ですか?入院は絶対必要ですか?
A3:肺の縮小がごく軽度(20%未満)で呼吸困難がない場合に限り、厳重な安静を保ちながら外来通院で自然吸収を待つ保存的治療が行われることがあります。ただし、病状の急変リスクがあるため、初回発症時や中等度以上の虚脱が見られる場合は数日間の入院と胸腔ドレナージが基本となります。