宮崎薫の家族構成は、父であるASKA、元アナウンサーの母・八島洋子、そして元ロックバンドのギタリスト・音楽プロデューサーとして活動する兄・宮崎奏の4人家族です。芸術的な感性に満ちた環境で育った彼女は、10代の頃から本格的なボーカルトレーニングとピアノ演奏に打ち込んできました。
1989年11月18日生まれの彼女は、2012年にメジャーデビューを果たします。デビューシングル『君と太陽』は大手企業のCMソングに起用されるなど順風満帆なスタートを切ったものの、2014年に発生した父・ASKAの薬物事件によって状況は一変しました。報道各社からの過剰な追跡や世間の偏見に晒され、一時は表舞台からの活動休止や別名義でのライブ活動を余儀なくされるという、苛烈な試練を経験しています。
当時のインタビューにおいて、彼女は「親の名前を恨んだこともあったが、最終的に歌うことをやめられない自分に気づいた」と語っています。彼女は事務所や親の力に頼らず、都内のライブハウスで覆面的に歌い続け、実力だけでオーディエンスを振り向かせる泥臭い下積み時代を自ら選択しました。