インターネット上で根強く囁かれているのが「雅子さまには資生堂の専属ビューティーディレクターが担当として付いている」という噂です。この情報の真偽を追跡すると、火のない所に煙は立たないと言える歴史的経緯と、一部の誇張された解釈が混ざり合っていることが判明しました。
皇室と資生堂の関係は極めて歴史が古く、戦前から現在に至るまで、皇室への化粧品納入実績を持つ代表的な日本企業の一つです。上皇后美智子さまのご成婚時にも、資生堂のトップ技術者がお支度に関わった記録が残されており、皇室の公式行事における美容技術協力や製品提供において、同社が深い信頼関係を築いてきたことは紛れもない事実です。
雅子さまのご成婚時(1993年)や重要な海外訪問の際にも、資生堂の最高峰技術者チームが肌質診断や気候に合わせたスキンケアのアドバイスを行ったり、行事用メイクの技術支援に携わった記録が存在します。しかし、「日常的に専属社員が毎日のメイクを担当している」という事実はありません。
現在愛用されているコスメに関しても、宮内庁へ納入される高品質な国産ブランドが中核となっています。資生堂の最高峰ブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」をはじめ、肌への負担が極めて少ない薬用・無香料コスメ、敏感肌用のプレストパウダーなどが選ばれており、ブランドの知名度よりも「長時間の公務でも崩れず、照明の下で品格ある自然な艶を保てる機能性」が最優先されています。