「見た目には素足に見せつつ、清潔で快適に過ごしたい」という方が実践すべき具体的なテクニックを解説します。
第一の関門は「靴擦れ防止対策」です。靴下という緩衝材がない素足履きでは、かかとや履き口のコバ、親指の付け根がダイレクトに革と擦れ合います。履き下ろす前にあらかじめ革用ストレッチャーやかかと柔軟クリームで革を馴染ませておくことは必須です。さらに、長距離を歩く際は、摩擦が起きやすいアキレス腱付近に医療用の靴擦れ防止テープやワセリンをあらかじめ塗布しておくことで、水ぶくれの惨劇を防ぐことができます。
合わせる靴の選定も重要です。素足風スタイルに最もマッチするのは、甲の露出面積が広いコインローファー、タッセルローファー、そしてドライビングシューズです。紐付きの内羽根ストレートチップのような厳格なドレスシューズで足首を露出すると、フォーマル度とカジュアル度のチグハグ感が強調され、違和感を生んでしまいます。
また、足首の見せ方にも黄金比が存在します。パンツの裾幅は17〜18cm前後に絞られたテーパードシルエットを選び、くるぶしがちょうど半分から全部見える「ジャストレングス〜アンクル丈」に設定するのが鉄則です。クッション(裾のたるみ)を作ってしまうと、だらしない印象を与えて一気に清潔感が損なわれるため注意してください。