SNSやコミュニティ掲示板(5ちゃんねる、Yahoo!知恵袋等)をリサーチすると、デジタルマップを頼りに飛び込んだユーザーの悲喜こもごもが克明に綴られています。
「仕事で初めて降りた地方都市の駅前で『近くの飲食店』と検索したところ、星4.5の居酒屋がヒットした。だが行ってみると、常連同士が内輪で盛り上がる狭い店内で、初見の一人客には針のむしろだった」(30代・営業職男性)
「マップ上では何の変哲もない古びた食堂が、検索リストの端にポツンと表示されていた。恐る恐る暖簾をくぐると、地元の市場関係者がこぞって注文するコスパ最強ランチの宝庫。刺身定食が千円以下で山盛り出てきて感動した」(40代・旅行ライター)
現場取材を行う記者自身も、東京都内および近郊エリアで「GPS検索による即時入店」を50店舗以上テストしました。その結果判明したのは、「口コミの文章量が長く、具体的な料理名や店主の調理風景に言及している投稿が3件以上ある店」は、ほぼ例外なく料理のクオリティが高いという事実です。逆に「美味しかった!」「最高でした!」といった単文の絶賛が集中している店舗は、キャンペーン目的のサクラ投稿であるリスクが極めて高い傾向にありました。
また、口コミ評判まとめをチェックする際は、低評価(星1〜2)の内容に必ず目を通す必要があります。「料理の提供が遅い」「店主が無愛想」といったクレームは、ワンオペレーションで丹精込めて手作りしている名店の証左であるケースも多く、自身の許容範囲と照らし合わせる判断材料になります。