日曜の夕方にテレビをつけて『サザエさん』が流れていないと、SNS上では瞬く間にトレンド入りし、「日曜日が終わらない感覚になる」といった視聴者の声が広がります。極めて高い定時性を誇る本作ですが、年間に数回ほど放送休止となるケースが存在します。
計画的な放送休止の主な理由は以下の通りです。
- FNSの日・27時間テレビなどの超大型特別番組:フジテレビ系列の年1回のお祭り特番が編成される際、番組内の特別コーナーとして短編が組み込まれることはあっても、通常の30分レギュラー枠としては休止扱いになります。
- 世界規模の大型スポーツ中継:オリンピック、サッカーFIFAワールドカップ、世界柔道選手権など、生中継の延長が避けられない国際大会の放送枠と重なる場合。
- 国政選挙の開票特別番組:衆議院議員総選挙や参議院議員通常選挙の投開票日において、18時台後半から報道特別番組が前倒しで組まれるケース。
- 年末年始の特別編成:12月最終週や正月三が日にあたる日曜日には、新春特番や長時間のバラエティ番組が優先されます。
一方で、過去には社会情勢を反映した「異例の制作休止・再放送対応」も記録されています。1975年の第1次オイルショック時には制作コストの高騰と物資不足から一時的に再放送を挟む事態が発生しました。また、2020年春のコロナ禍では、声優陣やアニメーション制作現場の安全確保のため新作のアフレコが一時中断され、同年5月中旬から約1か月半にわたり過去の傑作選(再放送)が放送されるという、約45年ぶりの緊急措置が取られました。