大手相談掲示板やSNS上では、「休日に泊まりがけで会うと、彼氏が途中から決まって寝てしまい寂しい」「自分と一緒にいても退屈なのだろうか」と悩む女性の投稿が頻繁に見受けられます。残業の多いハードワーカーのパートナーを持つ人に特に顕著な傾向です。
取材や当事者の声を精査すると、寝てしまう側の心理は一様に「平日張り詰めていた緊張の糸が、パートナーの顔を見た瞬間にプツリと切れてしまう」というものです。相手に飽きたのではなく、緊張の緩和(デタント)が起きている現場のリアルが浮き彫りになっています。
一方で、重大な誤解も存在します。すべての居眠りが肯定的なサインであるとは限りません。普段の連絡がおろそかである、起きている間の会話に対話の意志が感じられない、約束を平然と反故にして寝続けるといったケースは、単なるマナー違反や自己中心的な甘えに過ぎません。相手への敬意がベースにあるか否かが、健全な眠気と不誠実な居眠りを分かつ境界線です。